2013年の暮れ、事務所&住まいの引越しをしました。
海に面した約23坪の小さい家に事務所と自宅を構えてます。
敷地内の築200年の古民家も管理してます。

豊田家的エコ&ミニマムな生活を綴ります。
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島根県の石見銀山へ

平成28年9月9日午後3時。

本当は所長がいくはずだった視察に急遽代理として行くことが決まったのは、出発の3時間前でした。

 

行先は、ここ福島県いわき市から約1,000キロ以上離れた島根県は石見銀山。

世界遺産に指定されている地域でもあります。

(石見銀山の町並み)

 

私たちが視察としてこの地を選んだのは、群言堂(石見銀山生活文化研究所)さんの活動を間近でみる為です。

群言堂がある大森町は石見銀山の麓にあり町並みは文化的景観として世界遺産の一部として登録されています。

 

古い建物が並ぶ集落は、鉱山が閉鎖されるまでは銀を算出する町として栄えていたそうです。『銀山旧記』によると多い時で人口が20万人にも達していたとか。いわき市の人口が約35万人と考えると、この山間の小さな集落にこれほど人が住んでいたと思うと驚きです。現在は400名ほどが暮らしています。

話を戻して、群言堂へ。

石見銀山生活文化研究所の創立者である松場登美さんが大森町へ嫁いでから今まで時間をかけて古民家を修復・移築をして築き上げた場所とのこと。今や全国ブランドだけど、本店は石見銀山。

驚くのは、若い女性が多い事!こんなところ(失礼!)にこんな若くて綺麗な女性がいるなんて!

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センスが光る店内。

細かい所にも配慮が行き届いているのに緊張感がなく落ち着く何とも不思議な空間です。

置いてあるもの一つ一つに心が込められている気がしました。

 

他にもカフェや宿もあって、そちらにも若いスタッフさんがいるとか。

かつては寂れて高齢過疎化が進んでいたこの町にこんなに若い方が住んでいるのかと思うと驚きを隠せないです。

 

群言堂を出て、重要文化財に指定されている熊谷家住宅や武家屋敷等も見てきました。

この地域でつくられている石州瓦も美しい町並みを形成している役割を十分担っています。

 

大火があり、建物の多くは築200年ほどとの事。

清航館よりも若い(?)じゃないか!

 

ボランティアガイドの方と。

 

 

宿泊は石見銀山から車で約50分の所の温泉津(ゆのつ)温泉という所。

道を間違えて山道を通ってしまい、30分近く余計に時間がかかってしまいました。

 

小さな港があるこの町はどこか中之作に似た雰囲気。

午後6時を知らせる音楽を聴くと懐かしささえ感じます。

 

宿泊は、港からすぐそばの古民家を改修したゲストハウス「メグルヤ」さん。

広島出身のオーナーがこの地に移住して家族で経営しているこのゲストハウスには夜になると近所のおじさんがふらっとお酒を飲みにやってくる。地元の方に暖かく受け入れている感じが見受けられました。

 

温泉街なので浴衣を来た観光客もふらっと入ってきます。とたんに地域交流の場に変化していました。

 

ここはかつて石見銀山から産出される銀の積出港にもなっていた重要な港だったそうです。

国の重要伝統的建造物群保存地区として選定され、大森町と同じく世界遺産の一部とのことでした。

 

朝、早起きして散策をしました。

 

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徒歩1時間も散策すれば往復できる程の港町です。早朝ウォーキングをしている案内人の方に街の事を色々教えていただきました。

朝は地元の方と一緒にラジオ体操もしました。

 

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温泉地なので旅館が立ち並び、レトロなデザインの銭湯もあります。

 

 

石見銀山をみて感じて何かヒントを得ようと福島からはるばる自動車で島根県まで来たわけですが、「暮らしと仕事」が密接してるなぁと感じました。

 

【地に根差して暮らしながら仕事をする】

そんなキーワードが浮かんできました。

 

子育ての合間に仕事をする。仕事の合間にふらっと近所の人がやってくる。

生活の一部に仕事場がある。生業に誇りをもって、生業と暮らしが共存する。楽しみながら愛おしみながら生活をしている。

移住して来た方もそれを楽しんでいるように見えたし、元々住んでいた方も暖かく受け入れている。

 

かつては日本中のどこにでもありふれたそんな風景が今、求められているものなのではないだろうか?

今回の旅の帰りにそんな事を考えていました。

 

石見銀山と中之作では同じ日本といえ違います。

けれど、かつて松場登美さんも「こんな所に誰も来ない」と言われたように、石見銀山の世界遺産登録の際に地元の方から「ただの穴だ」と言われてたように、私が今住んでいるこの地域も「何もない」訳ではないと思います。

 

現に、この中之作に住んで2年半過ぎますが、住む年数が増え地域の顔が見えてくるほど魅力が増してくのです。群言堂で見た、若い世帯が働きながら暮らせる町。この地にも可能性はあります。少子高齢が進む町の課題の解決へのヒントを少しもらえた旅になったと思います。

 

また行く機会があれば、今度は他郷阿部家へ宿泊したいなぁ。それから、出来たら飛行機で。



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